AD-LIVE 2017 9/16(土) 夜公演 考察 関智一・羽多野渉(リピート用ログ)

AD-LIVE2017 9/16(土) 夜公演の大きなネタバレを含むので、未見の方はこのまま閉じてくださいませ。

本エントリは、私のように「ライブビューイングも観て、あとりぶも観る」、しかも舞台の仕組みその他もできるだけ考えたい!という、奇特な方のために即興で(アドリブで)書きつけるものです。
当然のことながら、ネタバレしまくります。……が、クリティカルなものは反転伏字にしたいと思います。今年度は情報量が多く、いろいろと拾いきれていませんが、どうかご了承くださいませ。

出演者

Aキャスト:関智一
Bキャスト:羽多野渉
彩-LIVE :砂川禎一郎、渋木のぼる、小山めぐみ、廣瀬詩映莉、辻本耕志

2人の関係

初めて会った赤の他人



ではしばし開けて……










どうぞよろしくお願いいたします。

  • 一般的な服にサングラスをかけた安倉仁と、黒いフードをかぶり、どんよりとしたムードの木内史郎。史郎に至っては目に隈があり、なんだか怪しい雰囲気。
    • 劇の始まりは、安倉のマンションに木内が勝手に上がり込むところから始まります。外は大騒ぎなのに、このマンションだけはひどく静かです。安倉が留守にしているところにやってきた木内は、他人の家であるにもかかわらずソファにぐったりと座り込みました。
    • そこへ帰宅する安倉。突然の不法侵入者に驚く安倉でしたが、彼を追い出すことよりも優先したいことがあるようです。慌てた様子で「チカはまだか」としきりにスマホを気にしています。【ネタバレ】東京近郊の海に巨大生物が現れるという混乱のおかげではぐれた妹と、ここで落ち合う予定だというのです。「状況が状況ですし」と、本来は叩き出して当然の木内にも親切にする安倉。ゴーヤチャンプルというわがままを言う木内にも、寝たきりのおふくろがいるから、と母親に用意を頼んでくれるほどです。
    • ところで、安倉が何かを言い、木内が反応するたびに、部屋の片隅にあるスタンドライトが明滅し、「マグマパワー アップ」「マグマパワー ダウン」という音声がもれています。一体これはなんなのでしょうか。
      • ライブビューイングの冒頭には総合プロデューサー鈴村健一氏のコメントがあります。そこでは「冒頭から予想もつかないことが起こります」といった内容のコメントがあり……その予言の通り、見事に驚かされました。とはいえ、お二人の持っていた「ヒミツ」自体がそれなりのファンタジー度合いだったようで、メインキャストの側はそこまでの驚きではなかったのだろうと思います。
      • ところで、マグマうんちゃらの音声は鈴村健一さんです。定型文なので収録かと思いきや、生アテレコ。物語の邪魔をしないよう、常に淡々とした控えめな音声なのですが、時折「マグマパワー アーップ♪」「マグマパワー ダウン……」と調子がつけられていたり、「マグマパワー… …アップ」と、アップかダウンか判じかねていたりと、生でやってる感があってこちらも面白いです。
    • とそこへ、自衛隊員が部屋へ飛び込んできました。彼の名前は弱井強(演:砂川禎一郎)、「なんでまだ一般人が残ってるんだよ!?」と疲弊した様子の弱井は、持っていた無線機から流れてくる情報に音を上げ、無線機を放り出して出ていってしまいます。
      • ここで関さんの強キャラぶりが発揮されまして、出ていったはずの弱井さんを超強引に連れ戻します。めっちゃうろたえる砂川さんがとても面白いです。もしもここで無線機を押し付けられていたら、砂川さんはどう対処したんでしょうか。気になる!

第1のヒミツ

【ネタバレ】 この近辺に巨大生物が現れた

  • 弱井が無線機を置いていってしまったことで、幸いにも外の状況が分かるようになりました。とりあえず、現状では脅威は近づいておらず、自衛隊が決死の作戦で侵攻を防いでいるようです。
    • そこへ飛び込んできた黒ギャル、ナコルン(演:廣瀬詩映莉)。完全なるギャル&パリピのナコルンはスーツケースからブラジャーを取り出して2人につけさせたうえ、イモを取り出してイモパ開催! そんなナコルンは、木内が実はイケメンであると気づき、付き合わね?とモーションをかけてきます。
      • 実はそこまで物語の本筋には絡んでいないナコルンです。そのことに舞台上で気づいていた関さんが「ナコルンはなんで出てきたの?」とカーテンコールで確認。鈴村氏いわく、「【ネタバレ】木内が死のうとした際に誰かが止めなきゃいけない、というのがあって、今回は関さんが殴っちゃったんだけど、もし関さんの側からそういうのが出なかった場合は、『本当に好きだからやめて』などでテコ入れできるように置いてある」とのこと。
    • 安倉の母親(演:辻本耕志)がゴーヤチャンプルを持ってきてくれたりと、場が盛り上がりますが、危機はまったく去っていません。自衛隊の攻撃は功を奏したかに思えましたが……事態は急変。激震が街を襲い、マンションも停電してしまいました。
      • 当初は出る予定ではなかった辻本さんですが、関さんが「おふくろがいる」と口走ってしまったがために、急遽参戦することになりました。そのため、インカムマイクはなし。浅沼さんが無線で「辻本さん、辻本さん、これから出られますか!?」と呼びつけ、衣装やウィッグもありもので見事に恰好を作り上げ、正味10分で舞台へGO! ……シャワーを浴びてお休み中だったそうで、本当におつかれさまです。AD-LIVEの裏方側の凄みを感じますね。

第2のヒミツ

【ネタバレ】 木内史郎は死にたがっている*1

  • 暗いってことは寝る時間じゃん、とナコルンが速攻お昼寝モードに突入。2人になった安倉と木内。
    • お前らマジで親切だな、とこぼす木内に、安倉が何か悩みはないか、と話しかけます。安倉の人柄に触れていた木内は、ぽつぽつと自分のことを話し始めました。かつてはハイトーンソプラノ歌手だったこと。遅れてきた声変わりで仕事のすべてが成立しなくなり、あっという間に無職になってしまったこと。ずっと引きこもっていたこと。それを聞いた安倉は、それでもポジティブな言葉を木内にかけます。部屋に立て続けに鳴る「マグマパワー アップ」の音声。……そろそろルールが見えてきました。
    • 一方で、危機は未だ去っていません。無線機から聞こえてくる状況は悪化の一途をたどっています。やつは、この八王子へと近づいてきているようです!

第3のヒミツ

【ネタバレ】 安倉仁は巨大生物があらわれることを知っていた

  • 次に部屋へとやってきたのは、安倉の妹、チカ(演:小山めぐみ)でした。
    • ようやくの合流に喜ぶ2人ですが、チカはすぐにマグマパワーのことを気にし始めます。まだ5割ぐらいしか貯まってないの!と言うチカは、安倉にマグマパワーを貯めるよう要求します。そこで安倉は……
      • 関さんが【ネタバレ】舞台から降りて観客席へ!という名場面です。関さんいわく、「最初の設定では【ネタバレ】『相談に乗ると貯まる』と書いてあったんだけど、やってみたら単に褒めるほうがわかりやすくて、いっぱい褒めてたら、羽多野君の褒めるところがなくなっちゃって」とのこと。これに対して羽多野さんは「あまりに褒めてくれるもんだからどんどん嬉しくなってきちゃって、次はどこを褒めてくれるんだろうと思ってた」、鈴村さんは「ぶっちゃけ、俺たちは関さんは行くんじゃねえかと思ってました、予想してました」。設定的にも、関さんならマンションから飛び降りても無事なんじゃない?というジョークも飛び出しました。

第4のヒミツ

【ネタバレ】 マグマパワーが貯まるとスゴイ*2

  • ようやくマグマパワーが貯まり、チカは別室に駆け込みます。そして、まさかの大変身! アーマーにマントをまとったチカは、メリディエースを名乗り、貯まったマグマパワーを使って【ネタバレ】怪獣を倒すために部屋を飛び出していきました。
    • しかし、折悪しく【ネタバレ】2体目の怪獣が現れてしまいます。このままでは、八王子の街が……!
      • 無線機から聞こえてくる音声を関さんと羽多野さんがそろってカン違いしたために、【ネタバレ】2体目の怪獣が出現したことになってしまいました。本当は、無線で聞こえてきた【ネタバレ】「2体目の巨大生物」とは巨大化したメリディエースのこと。つまり、メリディエースが負けた、というだけの展開だったのですが、こういう誤解で話の筋がひとひねりされるのもAD-LIVEの面白いところです。なお、鈴村氏いわく、「何度か検証のためにリハーサルをやってるんだけど、そう読み取られたのは今回が初めて!」だそうです。

最後のヒミツ

【ネタバレ】 巨大生物を倒す方法が、まだある

  • もはや万策尽きた皆のところへ、白衣を来た怪しい男、Dr.芹沢*3(演:渋木のぼる)がやってきました。
    • 【ネタバレ】怪獣が現れた理由について、芹沢教授は「具現化」という理論を持ち出して解説します。エネルギーが貯まり、それに方向性が与えられた時、エネルギーは具現化するのだと。そして、今回のこの巨大な具現化の主は木内史郎であると突き止めます。いわば木内は具現化の核。事態を解決するには、彼がポジティブな想いを抱くか、あるいは死ぬかしかない、と芹沢は選択を迫ります。
    • 安倉や他の皆との交流を経て、前向きになっていた木内は、具現化を自ら消滅させることに成功します。脅威が去り、大喜びする一同の中、安倉は木内を離れたところに呼び出し、自らのことを打ち明けます。
      • 最終盤になって、関さんが「ヒミツ」をまとめて開示しに行きました。ヒミツ動画では「心当たりがある」「限定される」「衣装も浮かぶ」とのことで……なるほど確かに、という感じでした。特にサングラスは分かりやすいところ。昼公演でも舞台上で使っていたように、大の特撮ファンでもある関さんで、鈴村さん側からのネタ振りもあったのかもしれません。
    • 安倉とのやり取りを経て、あらためて励まされた木内は、芹沢からメガホンを手渡され……

結末の行動

【ネタバレ】 好きなことを叫ぶ



……とりあえずは以上で。観た方には既にお分かりのように、一部の登場人物の再登場タイミングが漏れております……再登場したことは覚えてるんですけどね、どのタイミングでしたっけ、って! 情報量が多すぎてもう…… あとりぶで確かめます!

*1:ここ、安倉さんで合っていますかね。木内じゃないんでしょうか。

*2:「スゴイ」というカタカナ表記が好きです。鈴村節なんでしょうかね。

*3:特撮ファンならピンとくるであろう名前ですね。『ゴジラ』シリーズにおいて、ゴジラを倒すオキシジェン・デストロイヤーを作った博士として有名です。